株の基礎知識を覚える


株の基本的な知識は知るべきです。当然ですが知識を得れば得るほど投資が有利になります。色々な判断材料が増える訳ですから当然です。しかし、知識が豊富だからと言って稼げるとは限りません。実際に凄腕のトレーダーでも経済の事はあまり詳しくないという人も少なくないのです。

経済のプロである経済評論家と呼ばれる方たちが株式投資で必ずしも大儲け出来ているかというとそうでもありません。知識を得ても株の投資に役立てる事が出来なければ株式投資で稼ぐことは出来ないのです。

とは言え一か八かのギャンブルではありませんので最小限の知識は必要だと思います。経験するうちに一つ一つ覚えていくものでもありますし、経験するからこそ理解できるものも多いと思いますが最初から知っておくべき基礎知識というものは最低限あると思います。

知識だけが必要な訳ではない


最低限知っておかなければならない基礎知識とは取引に関する用語などです。定期的に様々な経済の状況を教えてくれる経済指標や会社の情報が掲載されている四季報の読み方など様々な経済関連の用語もありますのが最低限、取引に関連する用語は取引をする前から知る必要があります。用語が分からなければ取引している意味が分からないですし、知らずに購入するのは実際にお金が動くのですから危険すぎます。

最初に知っておきたい用語


これだけ知っておけば良いという訳ではありませんが、取引前に、もっと言えば証券会社の口座開設前に最低限知っておく必要がある株式投資の基本中の基本用語を解説しています。もし、知らない用語があったら覚えておいてください。


・単位(単元)、売買単位 
1株から売買できる銘柄もあれば、10株、100株、1000株から売買できる銘柄など、さまざまな売買単位があります。例えば株価が100円だとしたら10株単位で買える銘柄なら1000円から購入する事が出来ます。しかし1000株単位の銘柄なら10万円最低限必要になります。

・約定
売買が成立することを言います。注文を出した時点では確定ではありません。それは証券会社にこの値段なら買ってくださいと依頼しただけなのです。それで売買が成立して確定させる必要があります。

・手数料
証券会社に支払う料金です。証券会社は主にこれで運営しています。注文する度に取られるのが一般的です。私たちから見れば取引にかかるコストです。コストを出来るだけ少なくするために手数料の安い証券会社を選ぶ必要があります。

・株価チャート
株価の値動きをグラフ化したものです。多くのトレーダーはこの表を参考に売買したりしています。過去の値動きを参考に予測するのに役立ちます。株価チャートの見方は下記で詳しく解説します。

・損切り
売買が成立して初めて損益が確定するのですが損をしていてもこれ以上、損を増やさない為に損している株を売却確定させることを損切りと言います。リスク管理の一環で重要な行為です。

・塩漬け
株の価値が購入時よりも下がっている株を確定させずに保有し続けている状態を言います。いつかまた上がると願い保有し続けている訳ですがそれがいつ来るのか、本当に上がるのかは分かりません。

・証券取引所の取引時間
私たちから証券会社を間に挟んで実際に株の取引をしている場所が証券取引所です。その証券取引所が取引している時間を知っておきましょう。大きな取引所である4つの時間です

東証・JASDAQは前場9:00〜11:30で後場は12:30〜15:00
名証・セントレックスは前場9:00〜11:30で後場は12:30〜15:30

です。特に最初と最後の30分は取引が盛んになりますので値動きが動きやすいです。

・ストップ高、ストップ安
1日に動く値動きには上限、下限があります。

注文方法に関する用語


・成行き
とにかく売買したい時に使う注文方法で株価を問わず注文する時に使用します。

・指値(さしね)
値段を指定して注文する方法です。たとえば100円と注文を出せば株価が101円の場合には注文しません。100円以下の場合に買うという注文方法です。売る時も同じく100円と設定すれば株価が99円なら売らず100円以上になったら売る注文方法です。ただし、売買は売り手と買い手が必要です。あなたが10株注文しても100円で売る人が1株しかなければ1株のみしか成立しないなど必ずしもその株価になれば確実に購入できるという訳ではありません。

・逆指値(ぎゃくさしね)注文
指定した値段以上になれば買い、価格が指定した値段よりも下落した場合には売るという注文でリスク管理を同時に出来る購入方法です。この逆指値注文をする意味は下記の様な株価の動きがあった時に助かります。

100円で購入、90円で売却という逆指値注文をした場合、100円になった時点で購入します。もし購入後に株価が下がった場合に90円で予め売却の注文をしておけば10円のマイナスで済みます。しかし、100円で購入するというだけの指値注文をした場合には80円となり20円以上の損失が出る事になります。つまり購入した時点でストップ安までのリスクがあるという事になります。それを回避するのが逆指値注文です。

・本日中(ほんじつちゅう)
当日のみ有効な注文。(大引け後の入力は、翌営業日のみ有効。)

・今週中(こんしゅうちゅう)
発注日からその週の最終営業日まで有効な注文。成行ではどの値段でも取引が成立するので通常は選択できません。つまり翌週まで取引が成立しなければ注文は失効されます。

チャートに関連する基礎用語


チャートは株式投資の予想をする上で多様します。基本的なチャートの見方は最低限覚えておきましょう。下記のチャートは東証一部4689のヤフー株式会社の1年間の株価をローソク足によりグラフ化されたものです。これを見て意味が分かるようになっておく必要があります。白ヌキの線は始値よりも終値の方が高く陽線と呼ばれ、逆に青ぬりされた陰線始値よりも終値の方が安くなったとお考えください。つまり白抜きされた部分は株価が上がったという事です。



それではもっと陽線と陰線について詳しく覚えましょう!陽線の場合は始値は□の下のラインの株価ですが最終的な終値は□の上の部分まで上昇してる事が分かります。その途中で一時的に最も高く株価が付いたラインが高値の線の先端です。その逆に最も安い株価の時点が下に突き出ている線の先端です。




つまり下記のような場合もあります。


@の足は始値よりも最終的に終値は高い株価になったのですが途中で始値よりも株価が下がった事は無い事を表します。ただ、途中で終値よりも高い株価になった事が分かります。

Aの足は始値よりも最終的に終値は安い株価になり下がったのですが、一時的に始値より高い株価になったことが分かります。

Bの足は始値と終値は同じで株価の動きは結果的に無いのですが、途中で株価が上がった事が分かります。

Cは足は始値よりも最終的に終値は安い株価になり下がったのですが、始値より株価が上昇した事は無く、一時的に下がり、最終的には少し戻して取引が終了した事が分かります。

これで基本的なチャートの見方はお分かり頂けたと思います。ただ、このような株取引に参考になるチャートはこれだけではありません。テクニカルチャートは証券会社がそれぞれ提供していますので投資の参考にしてみてください。

ちなみに、最初の図の下にある棒グラフは取引高を表します。ヤフー株式会社の場合には2013年10月ごろから活発に取引されており12月、4月に大量の取引が成立している事が分かります。

普通の取引はザラ場です


一日の取引時間は、寄り付き、ザラバ、大引けの順番に流れます。寄り付きは、その日最初に成立した取引、大引けはその日最後に成立した取引です。その間に行われる普段行われている取引時間をザラバと言います。「雑乱場」あるいは「普通にザラにある場面」が語源になっているとも言われています。

ザラバはまた、ザラバ中に行われる取引の方法を指すこともあります。それはザラバ方式と言われる取引の規則によっています。これは、価格優先の原則および時間優先の原則に従ってます

最も低い価格の売り注文と最も高い価格の買い注文が同じ価格になれば、売買を成立させるのです。また、同じ価格で注文が複数あれば、注文の早いものから順番に約定させています

価格的により条件の良い者から、条件が同じなら早い者から、これが規則です。いわば競争式に乱れ飛ぶ方式になっています。オークションと同じですのでオークション方式とも言われてます。こうしてザラバ中は一定の継続性が保たれますので、継続取引方式とも言われます

寄り付きと大引けの取引には、そのような規則はありません。注文(板)を集めて(寄せる)決定するので、板寄せ方式と言われてます。時間を止めて発注された売買の注文を整理して、一定の規則に基づいて価格を決定しています。

ですから9:00に寄付かないこともあるのです。また、大引けで価格を決定できないこともあります。その場合をザラバ引けと言ってます


チャートから稼ぐ売買のタイミングが見える眼から鱗のテクニック